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アクセンチュアの第二新卒の通過率や難易度は?基礎知識から年収情報、選考対策まで解説

アクセンチュアの第二新卒の通過率や難易度は?基礎知識から年収情報、選考対策まで解説

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2025.07.23

    記事 年収情報 選考対策 企業解説

アクセンチュアは経営戦略策定からデジタル活用、業務刷新、ITシステムの導入から運用までを一貫して手がける総合コンサルティングファームです。アクセンチュアでは、第二新卒の採用を積極的に行っています。

本記事では、アクセンチュアの基礎情報に加え、第二新卒の難易度やメリット、募集要項、選考フロー、注意点などを解説します。コンサル業界への転職を検討している方に役立つ情報をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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アクセンチュアの基礎知識

アクセンチュア株式会社(以下、アクセンチュア)は元々、世界的な監査法人アーサー・アンダーセンのコンサルティング部門「アンダーセンコンサルティング」として設立されました。1989年にアーサー・アンダーセンから分離独立し、2001年に現在の社名「アクセンチュア」へと変更されました。

日本法人の会社概要は、以下の通りです。

会社名 アクセンチュア株式会社
設立年月 1995年12月
資本金 3億5,000万円
代表者名 江川 昌史
従業員数 約25,000名(2025年6月1日時点)
所在地 東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR

出典:アクセンチュア株式会社|会社概要

また、アクセンチュアの主な特徴は、以下の通りです。

  • 事業領域が広い(戦略策定、デジタル活用、IT運用など)
  • クライアントは大手企業中心
  • 第二新卒・若手の採用に積極的
  • 育成プログラムが豊富(ナレッジポータル、社内トレーニング、海外研修など)

特に若手の採用を積極的に行っており、例えば2026年の新卒募集人数は300名以上と、非常に多くの若手人材の採用を目指しています。

第二新卒採用も専用ページがあり、時期を問わず応募することが可能です。

アクセンチュアの第二新卒採用の難易度は高い

アクセンチュアは第二新卒でも積極的に採用を行っていますが、難易度は高いと言えます。その理由を解説します。

応募人数が多い

アクセンチュアは、業界で高い知名度を誇る人気コンサルティングファームです。第二新卒枠にも多くの応募者が集まり、選考倍率は数十倍に達するとされています。特に人気のポジションでは、書類選考の段階で大幅に人数が絞られることも少なくありません。

第二新卒での転職活動を成功させるには、自己分析や経験・スキルの棚卸しをきちんと行った上で、書類作成や面接対策といった選考対策などを通じて、自身の強みを明確に伝える準備が不可欠です。

求められるレベルが高い

コンサルタント職の選考では、実務経験の浅い第二新卒であるからこそ、論理的思考力やプレゼンテーション能力、対人コミュニケーション能力などがチェックされます。

第二新卒の面接は複数回実施され、職種によってはケース面接もあるため、事前の準備が欠かせません。

※ケース面接:面接官から指示される課題に対し、時間内に解決策を考え、論理的な説明が求められる面接形式

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アクセンチュアに第二新卒で転職するメリット

こちらでは、アクセンチュアに第二新卒で転職する主なメリットを紹介します。

充実した研修とトレーニング制度

アクセンチュアでは、未経験でもプロフェッショナルとして活躍できるように、充実した研修制度が整備されています。入社時研修として2〜3カ月にわたり、プロジェクト業務で必要なスキル・知識を醸成するプログラムを受講します。

研修は「全職種共通研修(マインド・カルチャー・ビジネス基礎)」「テクノロジー基礎研修」「領域別研修」の3つに分類され、現役社員がコンテンツ作成や講師を担当することで、実践的な内容を学べる点が特徴です。

入社時研修以外にも、グローバル共通の研修や、日本独自の研修などをあわせて数万コースが用意されています。充実した研修やトレーニングを受けてスキルアップできるのは、規模の大きいアクセンチュアならではの強みです。

昇進・昇給スピードの速さ

アクセンチュアでは、明確な評価制度にもとづく成果主義が徹底されており、年齢や勤続年数に関係なく、結果を出せば昇格や昇給できる仕組みが整っています。そのため、第二新卒として入社しても、早期にキャリアアップが可能です。

参考までに、アクセンチュアの戦略コンサルタント​職における、役職ごとの年次や年収目安は、以下の通りです。

役職 年次(目安) 年収(目安)
アナリスト 1年目~2年目 600万円〜750万円
コンサルタント 2年目~4年目 800万円〜1,200万円
アソシエイトマネジャー/
マネジャー
4年目~9年目 1,100万円〜1,700万円
シニアマネジャー 実力次第 1,500万円〜2,100万円
アソシエイトディレクター/
プリンシパルディレクター
実力次第 1,800万円〜2,500万円
マネジングディレクター 実力次第 2,400万円以上

成果を上げれば、20代後半でも年収1,000万円を超えることも可能です。従来型の日系企業における年功序列型のキャリアパスと比べると、アクセンチュアの昇進スピードは速く、成長意欲のある人にとっては非常に魅力的な環境です。

充実した福利厚生

アクセンチュアでは、社員一人ひとりが安心して長く働けるよう、福利厚生制度の充実にも力を入れています。主な福利厚生は、以下の通りです。

福利厚生 詳細
確定拠出年金制度(401k) 会社は社員の給与の5%を毎年拠出する制度。希望により、前払い退職金として受け取る選択も可能
従業員株式購入プラン(ESPP) ESPPを通じて、アクセンチュアの株式を15%割引きで購入できる制度
長期収入所得補償(LTD) 病気や怪我などで長期間働けなくなった場合、最大5年間、年収の約60%が補償される制度
(免責期間あり)
法人会員および契約施設・ホテルなどの割引き特典 ホテル使用におけるアクセンチュア特別レートの適用といった、社員が利用できる様々な割引き特典がある制度
ポイント・割引きサービス アクセンチュア健康保険組合提供のカフェテリアプランや、その他割引き、優遇サービスなどを通じて、健康関連商品の購入やジム利用、旅行などの優待が利用できる制度
メンタルヘルスサポート 常駐する産業医や保健師への健康相談、社外のカウンセラーによるカウンセリング支援などが受けられる制度

出典:アクセンチュア株式会社|福利厚生・制度・手当

福利厚生を活用することで、将来の経済状況や健康への不安を軽減しつつ、目の前の仕事に集中しやすくなります。長期的なキャリア形成を支える基盤が整っていることは、転職先を選ぶ判断材料のひとつになるでしょう。

多様な働き方

アクセンチュアでは、社員一人ひとりのライフスタイルや価値観に合わせた、柔軟な働き方を選べる制度が整っています。フレックスタイム制度や在宅勤務制度、短日短時間勤務制度などを活用することで、働き方の選択肢が広がることが特徴です。

主な働き方は、以下の通りです。

  • フレックス制度:毎月1日から末日までにおける標準総労働時間の枠内で、社員が各日の始業および終業の時刻を自主的に決められる制度(コアタイムなし)
  • ロケーション フレキシビリティ制度:部門長の承認を取得すれば、勤務地から通勤圏内に居住する必要なく、在宅勤務(海外を除く)を基本として、居住地を選択することが可能になる制度
  • 短日短時間勤務制度:週3日以上および週20時間以上の範囲内で勤務時間を設定できる制度。制度利用の理由は育児や介護だけでなく、ボランティア活動への参加も認められる

女性のキャリア支援・働きやすい環境

アクセンチュアは、性別を問わず公平にキャリアを築ける職場づくりに取り組んでいます。特に女性社員がライフステージの変化に直面しても、安心して働き続けられるよう、多様な支援制度が用意されています。

主な制度は、以下の通りです。

  • 母体保護休暇:妊娠中の体調悪化時に休息や通院のための特別有給休暇を取得できる(80時間まで)
  • 出産休暇:産前6週間と産後8週間の出産休暇を取得できる
  • 育児休業:子どもが2歳になるまで育児休業を取得できる
  • 育児コンシェルジェサービス:育児全般に関する問い合わせに、経験豊富な育児コンシェルジェが対応

このように、ライフイベントに柔軟に対応できる制度が充実しているため、長期的なキャリア形成を目指しやすいのが特徴です。

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アクセンチュアの第二新卒の募集要項

2025年7月時点で、アクセンチュアの第二新卒で募集されている職種は、ビジネスコンサルタントとソリューション・エンジニアです。それぞれの職種で役割や勤務地などが異なるので、確認しておきましょう。

ビジネスコンサルタント

アクセンチュアのビジネスコンサルタントは、企業や公的機関が抱える複雑なビジネス課題に対し、戦略の立案や業務改革に携わる職種です。クライアントの変革を先導するリーダーとして、ビジネスモデルの再構築や業務プロセスの最適化などに取り組みます。

また、変化の激しい時代に対応するために、AIやクラウドなどの先端テクノロジーを活用し、プロジェクトを推進します。

ソリューション・エンジニア

ソリューション・エンジニアは、ビジネスの課題解決に向けて、ITシステムの設計や導入支援を行う技術職です。ITスキルやプロジェクトマネジメントの専門性を活かし、クライアントの業務変革に必要なシステム基盤を構築します。

デジタルサービスやモバイルアプリの開発、クラウド移行支援、運用改善など、多岐にわたる業務を担当します。開発したシステムの継続的な改善や安定運用までを一貫して手がけるため、長期的な視点で価値提供を行う職種です。

ビジネスコンサルタントとソリューション・エンジニアの違い

ビジネスコンサルタントは、クライアントの経営課題を抽出し、解決策の立案やプロジェクトの推進を担当します。業界全体の構造理解や、課題を多角的にとらえる力が求められるほか、論理的思考力やプレゼンテーション能力にも長けている必要があります。

ソリューション・エンジニアは、より技術的な視点から課題解決を行うポジションです。ITスキルやシステム開発の知識をもとに、クラウド環境の構築やアプリ開発、運用改善などを担います。そのため、プログラミングやシステム設計のスキルが重視されます。

自分の強みや過去の経験に応じて、どちらの職種が適しているかを見極めることが重要です。

アクセンチュアの応募条件

アクセンチュアの第二新卒の対象は、以下の2点を満たしている人です。

  • 社会人経験が半年以上4年未満
  • アクセンチュア指定の採用選考に参加できる

なお、4年以上の社会人経験がある場合は、第二新卒枠ではなく「経験者採用」の対象となります。

出典:アクセンチュア|第二新卒採用

アクセンチュアの第二新卒の募集時期

アクセンチュアでは、第二新卒の採用を通年で行っており、基本的にいつでも応募が可能です。新卒採用とは異なり、決まったスケジュールは存在しないため、自身のタイミングで挑戦できます。

ただし、採用状況により募集が停止される場合もあるため、常に最新の採用情報を公式サイトで確認し、応募のタイミングを逃さないようにしましょう。

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アクセンチュアの第二新卒の選考フローとポイント

アクセンチュアの第二新卒の選考フローを紹介します。

事前にどのような選考が行われるかを把握して、準備を進めましょう。

書類選考+適性テスト

アクセンチュアの第二新卒採用では、まず書類選考と適性テストが実施されます。書類選考では、履歴書と職務経歴書の内容をもとに、これまでの経歴やスキルがポジションに適しているかを総合的に判断されます。

特に重視されるのは、学歴や職歴、志望動機、自己PRです。志望動機では「なぜアクセンチュアなのか」「なぜ今このタイミングで転職なのか」を明確にし、入社意欲を自分の言葉で伝える必要があります。また、早期退職の理由は、ネガティブな印象を与えないような配慮が必要です。

面接 ※複数回実施

書類選考と適性テストを通過した後は、複数回の面接が行われます。一般的な面接に加え、ケース面接が行われるため、事前の準備が欠かせません。

面接で特に重視されるのは、以下のポイントです。

  • 論理的な思考過程の説明能力
  • ケーススタディ形式の問題解決能力
  • 自己PRや志望動機の一貫性・具体性

また、第二新卒の場合は、早期退職の理由や過去の経験を深く掘り下げられやすいため、納得感のある理由や得た学びを具体的に語れるように準備しましょう。

加えて、自分のキャリアビジョンを明確に持ち、「なぜアクセンチュアで働きたいのか」を具体的に伝えることも重要です。

第二新卒でアクセンチュアの選考を受ける際の留意点

アクセンチュアは人気コンサルティングファームであり、選考のハードルは決して低くありません。選考を通過するには、入念な準備が必要です。

ここでは、第二新卒でアクセンチュアに転職する際に、押さえておきたい注意点を解説します。

早期退職の理由を聞かれる

第二新卒としてアクセンチュアを目指す際に注意が必要なのが、早期退職の理由の伝え方です。面接で深く掘り下げられやすいため、ネガティブな理由に受け取られないよう、回答を準備しておきましょう。

  • 「クライアントにもっと貢献したい」「専門性を活かしファームに貢献したい」など退職理由を前向きかつ具体的に説明する
  • 退職に至る経緯で何を学んだのか、どのように成長したのかを明確に説明する
  • 単なる「人間関係が合わなかった」「仕事内容が合わなかった」といった他責の理由は避ける

採用側は、再度早期退職するリスクを懸念しているため、長期的に貢献できる意欲を示すことが重要です。自分の過去のキャリアをどのようにとらえているか、どのような未来を目指しているかを、丁寧に伝えられるようにしておきましょう。

採用倍率の高さから十分な準備が必要

アクセンチュアは転職市場で人気が高く、第二新卒枠にも多くの応募があります。狭き門をくぐり抜けるためにも、書類選考や適性テスト、面接と、すべての選考プロセスにおいて念入りな準備が必要です。

特に、以下のような対策を意識しましょう。

  • 論理的思考力や問題解決力、プレゼンテーション力を鍛える
  • 模擬面接を通じて求められるレベルの受け答えをできるようにする
  • 業界理解や企業研究を深め、カルチャーへのフィット感に説得力を持たせる
  • 自己PRをブラッシュアップする

準備期間を設けて、計画的に対策を進めていくことが欠かせません。

アクセンチュアへの転職は入念な準備が必須

アクセンチュアは第二新卒の転職先として人気があるため、転職難易度は高いです。そこでおすすめなのが、転職エージェントの活用です。

特に第二新卒での転職では、限られた経験、ポテンシャルをどのように魅力的に伝えるかが鍵です。転職エージェントを活用すれば、自己PRや職務経歴書の添削、面接対策など、選考に向けたサポートを個別に受けられます。また、アクセンチュアを含む応募先ごとの特徴や選考情報など、アドバイスを受けられることもメリットです。

ハイクラス・プロフェッショナル求人に特化した転職エージェント「タイグロンパートナーズ」では、コンサルティング業界に精通したコンサルタントが、あなたの経験・スキル・志向を深く理解した上で、選考で求められる要素を的確にアドバイスします。興味がある方は、ぜひタイグロンパートナーズの転職・キャリア相談にお申し込みください。

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