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金融コンサルとは?仕事内容と年収相場、キャリアパス、代表的な会社

金融コンサルという職業をご存知でしょうか。コンサル業界は、現代需要が大きい職業として位置付けされており、BIG4という言葉が生まれるほど、会社経営においてコンサルティング業務は欠かせないものとなっています。 この記事では、具体的に金融コンサルとはどのような仕事なのか、代表的な企業やファームの特色は何なのか詳しくみていきます。これから金融コンサルの仕事を始めたい方や、今後のキャリアアップのために資格取得を考えている方は必見です。   <目次> 1.金融コンサルとは?仕事内容と年収相場は? 2.金融コンサルへの転職で求められるスキル・資格 3.金融コンサルのキャリアパス 4.代表的な金融コンサルティングファーム 5.金融コンサルとは企業の成長をサポートし、伴走する仕事  

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1.金融コンサルとは?仕事内容と年収相場は?

最近、金融コンサルという職業を耳にすることが多いがどのような職種なのでしょうか。働き方や、やりがいはどのようなものなのか。金融コンサルになるためには必要な資格があるのか。転職情報の取り方や転職支援について解説します。 転職後の自分の姿を具体的にイメージすることで、現状の働き方や平均年収と比較し、心に余裕をもって転職先を探すことができます。 結論、金融業界やコンサルティング業界未経験者でも金融コンサルへの転職は可能です。事前準備をしっかりすることで、自分の得意分野を理解し、これまでの経験を最大限に生かした転職が実現できます。採用時の面接対策にも活用できるように、事前準備の仕方やどのような情報を集めればいいかも含めてお伝えします。  

①金融コンサルタントとは?

金融コンサルタントは、個人や企業にお金の使い方や投資のアドバイスをする役割を担います。近年では、テクノロジーの進化により融資や投資の管理面でもデジタル化が進んでいます。 これまで他業界で活動していた非金融機関の金融ビジネス参入や、スタートアップと大手金融機関の協業などさまざまな意味でも、金融業界は転換期にあるといえます。 そのような金融業界において、個人や企業の課題を把握し、適切にアドバイスする専門家です。  

②金融コンサルの主な仕事内容

金融コンサルの仕事は、大きく2種類に分かれます。 まずは、銀行・証券・保険などの金融機関向けのコンサルティングです。経営や事業の戦略策定は経営コンサルタントや戦略コンサルと呼ばれます。ITを活用した会計や財務のサービス支援は、会計コンサルタントや財務コンサルタントです。他にも、コンプライアンス、合併・買収、組織人事、リスク戦略など多岐に渡ります。 次に、金融関連のコンサルティングです。会社の合併・買収を支援するM&Aアドバイザリー、トランスフォー_メーション(DX)により急増したデジタル媒体に含まれる法的根拠(フォレンジック)の情報管理などが主な業務内容になります。また、事業再生、財務面に関する経営コンサルティング、資金調達の提案・検討、業務プロセスの改善なども担います。  

③金融コンサルの年収相場

金融コンサルタントの年収は上記表のようになっています。 一般的な会社員と比べても、収入が高い傾向にあることがわかります。コンサルタントからスタートし、早ければ2年目でマネージャー、5年目でシニアマネージャーと昇進し、多ければ、年収2,000万円以上のパートナーも実存します。年収相場は所属する会社や役職によって変化していくので、自分が転職を考えている企業の情報を集めることが必要です。    

2.金融コンサルへの転職で求められるスキル・資格

難しい業界でもあり、専門知識も豊富でないと業務が成り立たないと思われやすい金融コンサルの職務です。しかし、意外にも金融コンサルへの転職で求められる資格はありません。もちろん専門性や知識があることを示す意味では、持っているほうが業務や転職時に役立つスキルや資格はあります。ここでは、金融コンサルへの転職で求められるスキル・資格について詳しくみていきます  

金融コンサルへの転職で求められるスキル

採用時の面接ではコンサルタントとしての資質を見られることがほとんどです。具体的には、論理的思考力(ロジカルシンキング)、コミュニケーション能力、ファイナンスに関する総合的な分析力など多種多様な視点でコンサルティング業務との相性を確かめられるでしょう。近年では、外資系のクライアントも多いため、英語力があれば活躍の幅をより広げられます。大切なのは、クライアント企業の経営課題解決のための力や、良いチームワーク・交渉結果につながる力です。  

金融コンサルの転職に役立つ資格

①公認会計士 法律や規則に従って財務の支援をする知識を持った人に与えられる国家資格 ②USCPA(米国公認会計士) アメリカで公認された会計士の資格で、国際ビジネス資格の最高峰と位置付けられている ③税理士 税に関する専門の資格で、税理士法に従い納税や節税に関するアドバイスを行う ④中小企業診断士 中小企業に対し、経営課題に関する診断や助言を行う専門の資格 ⑤不動産鑑定士 土地や建物の価値を判定したり、最適な使い方について助言する資格 金融コンサルの業務は、お金に関するアドバイスや経済面から経営もサポートします。そのため、会計士や税理士など金融に関する資格は強みになります。公認会計士は、具体的に会社の財務情報を検証し、税務業務・会計業務など資金繰りに関する業務をサポートできるので、金融コンサルを行う上では非常に役立ちます。 USCPA(米国公認会計士)は国際ビジネス資格なので、外資系クライアントとの取引でも自信を持って業務を担えるでしょう。 税理士、中小企業診断士、不動産鑑定士は、金融の中でも特に専門性の高い領域に特化した資格です。このような資格を取得しておけば、コンサル業界の中でも、それぞれの分野のスペシャリストとして活躍できます。 いずれの資格も金融関連の知識やコンサルティング能力があることを示すことができるので取得しておくと、転職の際やコンサルティング業務を進める際に役立ちます。  

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3.金融コンサルのキャリアパス

金融コンサルは、専門性が高い職種です。キャリアパスについても、一般の会社員とは考え方や価値観が違う部分があります。ここでは、金融コンサルになった後のネクストキャリアについて解説します。今後の自分のキャリア形成においても重要なポイントになると考えられるので、たくさんの選択肢を知っておくためにもチェックしましょう。  

①金融機関でのキャリアアップ

金融コンサルで身に付けた知識や専門性を活かすことで、金融機関への転職が可能です。ここでは、外部からの支援という形ではなく、主体側にまわり、金融機関での中核人材を目指します。キャリアを積むことで、新人研修や人材育成など金融コンサルの専門家として、活躍の場を広げられるでしょう。  

②非金融機関でのキャリアアップ

金融コンサルで身に付けた知識や専門性を持って、事業会社への転職が可能です。事業会社が新たに金融ビジネスに参入したり、ベンチャー企業がフィンテック事業に参入したりすることが増加してるため、金融コンサルの知見や案件対応力が、事業会社にも必要となるためです。コンサルタント業務で身に付けた実務経験やコミュニケーション能力などを活かすことができます。  

③コンサルティングファーム内でのキャリアアップ

金融コンサルで身に付けた知識や専門性を、現在所属するファームでキャリアを積んでいく選択もできます。この場合、これまでともに事業を育ててきたクライアントとの信頼関係を保ち続け、さらなる事業の発展をサポートすることができます。ひとつの場所で長く働けるメリットは、他業界と同じ部分も多いといえます。  

④他のコンサルティングファームでのキャリアアップ

金融コンサルで身に付けた知識や専門性を、現在とは違うファームでキャリアを積んでいくことも可能です。この場合、これまでのファームのケース経営企画やアドバイザリー業務とは違う視点からサポートを提案し、実行していくことが増えるため、金融コンサルとしての知見を広げることができます。  

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4.代表的な金融コンサルティングファーム

これまで金融コンサルの業務内容や年収、キャリアパスについてみてきました。では、金融コンサルとして業務を担っている企業などのようなところなのでしょうか。ここでは代表的な金融コンサルティングファームを4社紹介します。それぞれのファームの特徴を確認しながら、自分にあったファームはどのようなとことろなのかを考えていきましょう。  

株式会社KPMG FAS

あずさ監査法人金融事業部を中心に金融サービスを統括する横断的組織です。金融機関や事業会社に対して包括的なサービスを提供しています。国内案件が中心ですが、1年を超えるような長期案件が多いことも特徴的です。また、不正・負傷に関するアドバイザリーをワンストップで提供できるよう、多様なバックグラウンドを有する経験豊富な専門家が多く在籍しています。  

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

EYは、ロンドンを本拠地とし世界150以上の国と地域で活躍するファームです。その中でコンサルティング業務を担うのが、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社です。戦略的なトランザクション支援を提供する「ストラテージ・アンド・トランザクション」と、変化の激しいデジタル時代にビジネスの変革を推進する「コンサルティング」のふたつのサービスラインをになっています。  

PwCアドバイザリー合同会社

PwCアドバイザリー合同会社は世界最大級のプロフェッショナルサービスネットワークの一員で、M&Aや事業再生・再編などを支援してきました。加えて、PwCコンサルティングやPwCあらた監査法人、PwC税理士法人、PwC弁護士法人などとも協力しながら、総合力を活かして難易度の高い複雑な案件への対応も積極的に行っています。  

デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社

国際的なビジネスプロフェッショナルネットワークであるDeloitte(デロイト)のメンバーで、有限責任監査法人トーマツのグループ会社です。DTFAはデロイトの一員として、日本におけるファイナンシャル、アドバイザリーサービスを担い、デロイト及びデロイトトーマツグループで有する各種サービスの総合力を生かし、収益構造を変革するためのM&Aや企業、再編、不正調査などの局面において、企業が直面する重要な課題の解決を支援しています。    

5.金融コンサルとは企業の成長をサポートし、伴走する仕事

これまで、金融コンサルの仕事や転職に必要な資格についてみてきました。金融コンサルへの転職は難しそうに思われがちですが、これまでの経験や、個人のコミュニケーション能力を十分に発揮することで、スムーズな転職が可能になります。また、他業種に比べ、年収も高くなる可能性が大きく、キャリアパスも様々な選択ができることから金融コンサルへの転職を考えているなら挑戦してみる価値は十分あると言えます。また金融コンサルへの転職にあたり転職エージェントであるタイグロンパートナーズを利用しておくと求人情報が得やすくなります。  

金融コンサルタントへの転職の相談はタイグロンパートナーズへ


この記事の監修

信藤 啓吾

Shindo Keigo


【担当職域】 ・投資銀行 ・PEファンド ・不動産 ・VC 【経歴】 麗澤大学外国語学部卒業、Salem State Universityカウンセリング心理学修士。外資系大手人材サーチファームであるロバートウォルターズで金融マーケット専門のリクルーティングに従事後、2007年、当社の前身である英国アカマイフィナンシャルマーケッツ日本支社の立ち上げに参画。以来、投資銀行、不動産ファンド、PEファンド、そして、一般事業会社のM&A・戦略企画部門、ファンド投資先CFO、コンサルティング会社ファイナンシャルアドバイザリー等のポジションへの転職を数多く支援。産業カウンセラー。英語堪能。 【自己紹介】 これまで一貫して金融業界への転職をご支援しています。その間に蓄積されたクライアント企業様に関する情報と人脈で、候補者様の面接準備から入社前交渉までサポート。特に外資系投資銀行、不動産ファンドとの繋がりは深く、Managing Director・部門長クラスとのリレーションを活用したご紹介が可能です。若手から中堅、シニア層まで、全て年代の候補者様をご支援しています。 一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメード型コンサルティングを心掛けておりますので、今すぐ転職したい方はもちろん、中長期的なキャリアを見据えて情報収集したい方や「すぐの転職は考えていないけれど一度相談してみたい」という方も大歓迎です。  

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