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ヘッジファンドに転職するには?仕事内容と年収相場、必要なスキル

転職市場の中でも常に人気がある投資ファンドへの転職。投資ファンドにもさまざまな種類があり、「ヘッジファンド」という言葉は聞いたことがあるけれど、実際にどんなビジネスをしているのか、また中で働く人たちがどんな仕事をするのかよくわからないという人も多いかもしれません。非常に狭き門と言われるヘッジファンドへの転職。今回は、そもそもヘッジファンドとは何か、仕事内容や年収相場、求められるスキル、ヘッジファンドへの転職を成功させるポイントなどをまとめてご紹介します。  

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<目次> 1.ヘッジファンドの概要 2.ヘッジファンドの仕事内容と年収相場 3.ヘッジファンドへの転職で求められる主なスキル・経験 4.ヘッジファンドは未経験者も転職できる? 5.ヘッジファンドへの転職を成功させるコツ 6.ヘッジファンドへの転職にはプロによるサポートの活用がおすすめ    

1.ヘッジファンドの概要

そもそもヘッジファンドとはどんなファンドなのでしょうか。また他の種類のファンドとの違いはどんな点にあるのでしょうか。  

ヘッジファンドとは?

ヘッジファンドとは、さまざまな金融商品や投資方法を組み合わせて、市場の下落などのリスクをヘッジ(回避)しながら、高い収益を狙うファンドのことを指します。投資する先は、上場株式、債券、為替、商品など幅広く、またデリバティブ取引や空売りなど、各種の投資手法を駆使して投資を行います。M&AやIPOなどによるイベントドリブンの投資手法も行います。ヘッジファンドは、投資会社の中でもハイリスク・ハイリターンの運用を行う傾向にあります。  

PEファンドとの違い

ヘッジファンドとよく比較の対象になるPEファンドをみてみましょう。PEファンドは、投資家から資金を募って、未上場株式に投資し、企業の成長支援・価値の向上により投資資金を回収するファンドを指します。PEファンドは、市場にない株式に投資するため、投資先の時価を算出できないのに対して、ヘッジファンドは上場株式などに投資をするため、投資対象について時価を計算しやすいと言えるでしょう。またPEファンドは投資銀行部門出身者が多いのに対して、ヘッジファンドは運用会社や外資系銀行のトレーダー出身者が多い傾向にあります。    

2.ヘッジファンドの仕事内容と年収相場

それでは、ヘッジファンドの具体的な仕事内容と年収相場をみてみましょう  

ヘッジファンドの主な仕事内容

ヘッジファンドの主な仕事としてまず挙げられるのは、投資戦略の立案です。市場分析や調査に基づき、どのような投資手法で利益を出すのかの戦略を立てます。そして、その戦略に基づいて、投資先を選定し資金を分配するポートフォリオの運用を行います。また投資に伴うリスクを把握し、必要に応じてリスクを抑えるための対策を考えるリスク管理も、ヘッジファンド担当者の大切な仕事です。  

ヘッジファンドの年収相場

ヘッジファンドの年収相場は、各職種によって異なります。 ファンドマネージャーは、投資戦略の立案やポートフォリオの運用などの投資に関する責任を負うポジションです。それに対してアナリストは、市場分析や企業調査などを行い、投資判断に必要な情報を提供するのが主な役割です。またバックオフィスは、運用事務や会計処理などの運用に関わるバックオフィス業務を担います。  

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3.ヘッジファンドへの転職で求められる主なスキル・経験

それでは、ヘッジファンドへの転職にはどのようなスキルや経験が求められるのでしょうか。ここではヘッジファンドへの転職の際に求められる具体的なスキルをご紹介します。  

企業分析能力

ヘッジファンドで求められるスキルのひとつとして挙げられるのが「企業分析能力」です。「企業分析能力」とは、市場の動きや企業の財務状況などから分析して、投資判断を下せる能力のこと。市場にある多くの情報から投資に役立つ情報を的確に抽出することが求められます。 また業界の状態や経済指標、政治的・社会的環境など広範囲のデータから長期的な値動きを予測する分析するファンダメンタル分析や、企業の純資産を基準に企業価値を評価するバリュエーションなどを行えると、さらに評価が高まります。  

金融業界やコンサルの業務経験

ヘッジファンドには、投資銀行や戦略コンサルタント、エクイティリサーチなどの出身者が多くいます。金融業界や戦略コンサルティング業界での経験で、企業分析や財務分析のスキルを持っている場合、そうしたスキル・能力をダイレクトに活かしやすいといえるでしょう。  

経済動向を読み解く力

ヘッジファンドでは、市場にあるさまざまな投資商品を取り扱います。上場株式、債券、為替、商品などに幅広く投資をするほか、M&AやIPOなどによるイベントドリブンの投資手法も行います。そうした点で市場動向に常にアンテナを張り、市場環境を見ながら経済動向を読み解いていく力が求められます。  

リスク管理能力

ヘッジファンドは、さまざまなファンドの種類の中でも、ハイリスク・ハイリターンを狙うことが多いファンドです。市場環境を見極めながら、ハイリターンを狙う投資にはリスク管理能力が高く求められます。    

4.ヘッジファンドは未経験者も転職できる?

高度なスキルが求められるヘッジファンドの仕事ですが、未経験者も転職できるのでしょうか。 未経験でヘッジファンドへ転職することの難易度は非常に高いというのが率直な状況です。20代などの若手の場合はポテンシャルでの採用機会もありますが、未経験者の採用においても、投資銀行や戦略コンサルティングファーム等、ヘッジファンドで早期に戦力となり得るような隣接する業界での業務経験を求められることが多くなっています。  

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5.ヘッジファンドへの転職を成功させるコツ

それでは、実際にヘッジファンドへの転職の成功確率を高めるためにできることはあるのでしょうか。ヘッジファンドへの転職を成功させるためのポイントをいくつかご紹介します。  

転職エージェントを利用する

ヘッジファンドへの転職は、専門のアドバイザーが転職活動のサポートを行う転職エージェントの利用がおすすめです。ヘッジファンドの採用ポジションは、一般には非公開であることも多くなっています。また、ヘッジファンドと強いコネクションを持った転職エージェントにサポートしてもらうことで、転職の成功確率を高めることができます。企業研究、職務経歴書の作成、面接の対策までサポートを用意していることも多く、個人の努力や活動だけでは難しくなりがちな転職活動を効率的に行いやすいというメリットがあります。  

過去の経験・実績を棚卸ししてアピールできる内容を決める

ヘッジファンドへの転職にあたっては、過去の経験や実績の棚卸しが必要不可欠です。未経験での転職を希望する場合も、これまでの経験の中でどのようなスキルや経験がヘッジファンドでの業務に活かせるかを振り返り、明文化できるように整理することで、書類選考や面接の選考通過角度を高めることができます。  

面接対策をしっかり行う

面接対策をしっかり行うことも非常に重要なポイントです。インターネット上で、ヘッジファンド転職経験者の情報などをリサーチし、ヘッジファンドならではの面接に対応できる準備を進めましょう。また効率的に面接対策を進めたい場合には、前述の転職エージェントの利用もおすすめです。    

6.ヘッジファンドへの転職にはプロによるサポートの活用がおすすめ

ヘッジファンドへの転職は、転職市場で人気が高い一方、採用募集数は決して多くなく、選考基準も非常に高い傾向にあります。また求人を一般には公開せず、信頼関係のある転職エージェントのみから応募を受け付けるヘッジファンドも多数あるため、ヘッジファンドとリレーションシップを持った転職エージェントの利用がおすすめです。 タイグロンパートナーズでは、ヘッジファンド業界への転職相談を行っています。いますぐの転職を希望の方はもちろん、近い将来に検討している方もお気軽にご相談をいただくことが可能です。よろしければ、是非一度お問合せください。  

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この記事の監修

信藤 啓吾

Shindo Keigo


【担当職域】 ・投資銀行 ・PEファンド ・不動産 ・VC ・事業会社 【経歴】 麗澤大学外国語学部卒業、Salem State Universityカウンセリング心理学修士。外資系大手人材サーチファームであるロバートウォルターズで金融マーケット専門のリクルーティングに従事後、2007年、当社の前身である英国アカマイフィナンシャルマーケッツ日本支社の立ち上げに参画。以来、投資銀行、不動産ファンド、PEファンド、そして、一般事業会社のM&A・戦略企画部門、ファンド投資先CFO、コンサルティング会社ファイナンシャルアドバイザリー等のポジションへの転職を数多く支援。産業カウンセラー。英語堪能。 【自己紹介】 これまで一貫して金融業界への転職をご支援しています。その間に蓄積されたクライアント企業様に関する情報と人脈で、候補者様の面接準備から入社前交渉までサポート。特に外資系投資銀行、不動産ファンドとの繋がりは深く、Managing Director・部門長クラスとのリレーションを活用したご紹介が可能です。若手から中堅、シニア層まで、全て年代の候補者様をご支援しています。 一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメード型コンサルティングを心掛けておりますので、今すぐ転職したい方はもちろん、中長期的なキャリアを見据えて情報収集したい方や「すぐの転職は考えていないけれど一度相談してみたい」という方も大歓迎です。  

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