「生産性向上による社会課題解決を目指して」急成長のコンサルティングファーム|株式会社WorkX 代表取締役 東野 智晴氏

2025.06.13

ー 実行型コンサルティング x フリーランス活用で日本の”はたらく”を変革する
IPOを目指す急成長スタートアップとして注目を集める株式会社WorkX。同社は企業の変革・成長を支援するコンサルティングサービスを提供する一方、フリーランス人材を活用する自社事業も展開。「日本の生産性を高め、社会課題を解決する」という大きなビジョンを掲げ、広範な領域で挑戦を続けているのが特徴です。
WorkX代表取締役 東野様に、創業の背景から現在の事業内容、そして「実行まで伴走する」同社コンサルティングサービスの特徴、そして、急成長中の同社が求める人材像について、当社エグゼクティブコンサルタントの新山がお話を伺いました。
東野様のキャリアとWorkX創業のきっかけ
ビュアー
私のキャリアは大手保険会社のシステム部門で始まりました。国際会計基準対応のシステム構築プロジェクトを担当した後、コンサルティング会社に転じ、セールス・マーケティング領域のプロジェクトやデータサイエンティスト育成の研修講師や先進テクノロジーを活用した営業企画業務等に従事しました。
コンサルティングの実務経験を通じて感じたのは、日本企業が生産性を高める上で、専門人材の流動性が圧倒的に不足しているという点でした。多重下請け構造等がネックとなり、フリーランスや高度な専門性を持つ人材が活躍しづらい環境が根強く残っているのです。
日本には真面目で優秀なプロフェッショナルが数多く存在しますが、個人としての力が十分に発揮されないまま、企業全体の停滞につながっているケースも少なくありません。ここを変えれば、日本の生産性を大きく向上させ、さらには社会課題の解決にも寄与できるのではないか。そうした思いから、「挑戦したい人がいつでも挑戦できる社会をつくりたい」と考え、最終的にWorkXを創業しました。

東野智晴氏
WorkXが掲げるミッションとビジョン
ビュアー
WorkXのミッションは、「人材の流動性を高め、挑戦を続ける企業とプロフェッショナルを結びつけ、日本の生産性を底上げする」ことです。その先には、「はたらくを変えていく」というビジョンを据えています。
日本には「新卒一括採用」や「終身雇用」といった慣行が根強く残っており、プロジェクト単位で人材を柔軟に投入する動きが遅れがちです。しかし、DX(デジタルトランスフォーメーション)が進み、変化のスピードが格段に速くなっている現在、必要な専門性を必要なタイミングでプロフェッショナルを活用できる人材流動性こそが企業の競争力に直結します。
そこでWorkXでは、自社コンサルタントを育成しながら、不足する領域にはフリーランスの方々を積極的に活用し、「実行まで伴走支援」するコンサルティングサービスをご提供しています。いわゆる「戦略提言型」で終わるのではなく、成果が出るまで共に走り続けるところが当社の大きな特徴です。

東野智晴氏

WorkXのビジネスモデルと強み
ビュアー
売上数百億円規模の大手通販企業様のECシフトへのご支援プロジェクト事例をご紹介します。それまでテレビCMやテレマーケティングが新規顧客獲得の主要チャネルだったものをオンライン化する仕組みを構築する、というプロジェクトでした。マーケティング・セールス・システム構築など複数領域のプロフェッショナルが求められる中、当社コンサルタントとフリーランス人材を組み合わせたワンチーム体制を構築しました。
さらに、当社は「企画書を作ったら終わり」ではなく、「実行まで伴走支援」することにコミットできる強みを活かし、そのプロジェクトおいてはECサイト構築、広告運用、データ分析を駆使したPDCAの高速化まで一気通貫でご支援させていただきました。その結果、売上チャネル構成の切り替えに成功し、事業成果と組織変革の両方を実現されました。

東野智晴氏
社内カルチャーと人材育成へのこだわり
ビュアー
例えるならば、「プロスポーツチーム」のような雰囲気です。各コンサルタントが専門性と当事者意識を強く持つ一方、横の連携で素早く問題を解決するスタイルが浸透しています。 プロフェッショナルファームとしての理念に共感した若手が多く集まっており、熱量高く仕事に取り組むメンバーがそろっています。一方、マネージャー陣の採用はコンサルファームで数字を残してきた人材のみに厳選しております。大手ファームの元CEOの採用や執行役員直下の部長制度を導入することで、日々の業務の中でパーソナライズされたフィードバックを受けられる体制を整えています。自らを常に省みながら成長を目指せる、学びの多い環境です。
また、スタートアップらしく、若手が積極的にマネージャー層に働きかけ、知見を吸収しようとする文化が根付いており、日常から現場では活発なコミュニケーションが行われています。現在は私も新入社員もオフィスの同じフロアにおり、フラットで自由度の高いコミュニケーションを取ることが出来ています。また、管理職の1/3近くは20代社員となっており、実力次第で年齢や経歴に関係なく責任あるポジションに就いていただくことも可能です。中には本部そのものを任せているファーム出身の20代社員も在籍しており、「結果を出せば誰にでも大きな裁量が与えられる」環境です。

東野智晴氏
ビュアー
当社では、プロジェクト単位でのOJTと、各組織でのフィードバック双方を行うことを人材育成面での軸として据えています。プロジェクトを統括するマネージャーがOJTを通じて行うレビューだけでなく、各組織の部長陣も中長期的な成長を見守るように1on1を行う体制を取っています。
部長/マネージャーそれぞれが、自身のメンバーのキャリアゴールやプライベートの状況を把握し、「この案件で何を学び、どう成長すべきか」を具体的に示し、メンバーひとりひとりをきめ細かくサポートできる体制をとっています。こうした取り組みの中で、短期間でマネージャーや事業責任者へステップアップする方もいます。
そして、プロジェクトを通じ、コンサルタント自身も高い実務能力・経験を身につけ、事業会社の経営企画やスタートアップの役員に転身するメンバーも少なくありません。当社として「卒業」を推奨しているわけではありませんが、市場価値を手に入れて、本当の意味でのキャリアアップを叶えております。
さらに、当社自体が上場準備に伴う組織整備やM&A、新規事業開発など準備しており、そうした業務に携わる機会も多数あります。コンサルタントとしてのスキルだけでなく、実務能力を兼ね備えたビジネスリーダーとしての視野を広げながらキャリアを築ける、という点が当社独自の特徴であると自負しています。

東野智晴氏

WorkXの今後の展望と求める人材像
ビュアー
直近は、コンサルティングの経験を有した若手人材を積極的に採用しています。戦略、業務、ITなど、出身分野は問いませんが、「実行フェーズまでしっかりコミットしたい」という思いを持った方と共に働きたいですね。
現状はファーム出身の若手人材が全コンサルタントの1/4に留まっており、この数値を1/2まで引き上げ、スピード感と組織横断的な刺激を与えていきたいと思っております。
もちろん、経験が無くても「成長意欲が高く、変化をいとわない」方であれば歓迎します。実際にコンサルタント未経験で入社いただいた方のバックグラウンドは、官僚、金融機関、メガベンチャー、エンジニアなど幅広いですが、共通しているのは「自ら進んで貪欲に成長環境を求めていること」です。実際に、異業種から参画して短期間で顧客の信頼を勝ち取り、プロジェクトの中核を担う若手メンバーが増えています。
今後は上場準備に向けた体制強化とともに、事業の多角化をさらに進めていきます。M&Aや新規事業開発を通じてグループ基盤を拡充し、地方企業や公的領域への支援を含め、「日本の生産性向上」を軸とした社会課題の解決に取り組んでいきます。
また、事業拡大や上場準備を実際に経験し、プロフェッショナルとして成長した先に、「コンサルティングの域を超えて、将来的には事業を創造する側に回りたい」「コンサルティングを通し、本質的に市場価値を高めていきたい」という方には、理想的な学びの場だと考えています。
こうした挑戦を共に担ってくださる方のご入社を心よりお待ちしています。

東野智晴氏
タイグロンパートナーズ Executive Consultant 新山より
WorkX社は、専門人材の流動性が低いがゆえに生産性が伸び悩む日本の現状を変えるべく、「実行まで伴走支援」を前面に打ち出したコンサルティングサービスを提供しています。自社コンサルタントとフリーランスを組み合わせた独自の体制による高い付加価値を提供することで、企業の変革に直接コミットする仕組みを整えていると言えます。
この仕組みの根底には、東野代表の「社会を変えたい」「はたらくを変えたい」という強い想いがあります。上場準備や組織拡大に伴い、スタートアップならではのスピード感とコンサルファームとしての専門性が高度に融合しており、新規事業開発や組織整備などリーダーシップを発揮する機会が豊富であることが魅力です。
「戦略の提案だけでなく、実際に成果が出るところまで携わりたい」
「コンサルタントとしてプロジェクトと顧客をリードしながら、プロフェッショナルとしてさらに市場価値を高めたい」
「社会課題の解決に貢献できるダイナミックな仕事がしたい」
こうした想いを持たれている方には、WorkX社は最適な企業だと思います。

東野智晴氏
