アビームコンサルティングは「Real Partner」という経営理念を掲げ、クライアントと長期的な信頼関係を築きながら変革を支援するスタイルを強みとしているコンサルティングファームです。面接では、論理的思考力やコミュニケーション能力といったコンサルタントに必要な基礎スキルに加え、クライアントに寄り添い、最後までやり抜く「プロフェッショナルマインド」も厳しく評価されます。
本記事では同社の中途採用における、書類選考やWebテスト、複数回にわたる面接、ケース面接といった各選考ステップの対策について詳しく解説します。
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アビームコンサルティングの基本情報
| 会社名 |
アビームコンサルティング株式会社 |
| 創業年 |
1981年 |
| 本社所在地 |
〒104-0028
東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
| 代表者 |
代表取締役社長 山田 貴博 |
| 資本金 |
62億円 |
| 連結売上高 |
1,598億円(2025年3月末時点) |
| 従業員数 |
8,816名(2025年4月1日時点) |
出典:アビームコンサルティング株式会社|会社概要
アビームコンサルティングは、1981年に「等松・トウシュロス コンサルティング株式会社」として設立された、日本発の総合系コンサルティングファームです。
戦略コンサルティング、ソリューションコンサルティング、アウトソーシングの3つを中心に事業を展開しています。特にITを活用したコンサルティングに定評があり、SAP導入支援実績は国内トップクラスです。また、日本発・アジア発のグローバルファームとしてアジア太平洋地域を中心に29拠点でサービスを展開しており、そのネットワークを活かした日系企業の海外進出支援においても豊富な実績を誇ります。
関連記事:アビームコンサルティングはどんな会社?強みや年収レンジ・リアルな評判を徹底解説
【全体を把握】アビームコンサルティングの選考フロー
ポジションや応募者の経歴によって多少異なりますが、アビームコンサルティングの中途採用は、一般的に「書類選考→Webテスト→面接(複数回)→内定」の流れで進みます。選考の大半がオンラインで実施されるケースも少なくありません。
面接は通常2〜3回行われ、一次面接は現場のマネージャークラス、選考段階が進むにつれてシニアマネージャー~ プリンシパルといった上位の役職者が面接官を担当します。また、ポジションによっては、論理的思考力や問題解決能力を評価するためのケース面接が課されることもあります。
アビームコンサルティングの書類選考・Webテスト対策のポイント
書類選考の通過率を上げるための職務経歴書・志望動機の書き方と、Webテストの対策方法を解説します。
履歴書・職務経歴書を書くときのポイント
職務経歴書は、自身の経験とスキルを採用担当者に伝えるための重要な書類です。短時間で要点を理解してもらえるよう、論理的かつ戦略的に作成する必要があります。
職務要約や実績を記載する際は「課題→施策→成果」の流れを意識しましょう。例えば「〇〇という課題に対し、△△という施策を実行した結果、売上を前年比110%に増加させた」のように、具体的な数字・エピソードを交えながら成果を定量的に示すと、実績のインパクトが伝わりやすくなります。コンサルティング業界が未経験の場合でも、これまでの経験の中から課題解決やプロジェクト推進に関するエピソードを記述することで、コンサルタントとしての素養を示すことは可能です。
また、志望動機は以下の3ステップで構成すると、論理的で一貫性のある内容になります。
- なぜ、コンサルティング業界を志望するのか
- なぜ、アビームコンサルティングを選んだのか
- 入社後、どのように貢献したいか
特に「なぜアビームなのか」という点では、同社の強み(ワンストップの支援体制、SAPソリューション、日系企業の海外展開支援など)と自身の経験・志向を結びつけて語ることが求められます。最終面接まで見据え、自身のキャリアビジョンと一貫性のあるストーリーを描くことを意識してください。
適性検査・Webテストの出題形式と対策
ポジションによっては、書類選考と並行して適性検査(Webテスト)が実施されます。内容はSPI形式(能力検査・性格検査)であることが多いようです。市販の問題集などを活用して出題形式に慣れておくと、本番でも落ち着いて回答できるでしょう。制限時間内に多くの問題を解く必要があるため、難しい問題に固執せず、解ける問題から確実に回答していく時間配分も大切です。
アビームコンサルティングの一次面接・二次面接対策
アビームコンサルティングの一次・二次面接で問われるポイントや準備方法などを解説します。
面接で評価されるポイント
アビームコンサルティングの面接は、比較的穏やかな雰囲気で進むことが多いとされています。また、スキル以上にカルチャーフィットを重視している印象を受けたという声もあり、候補者の人柄やスタンスも評価されるようです。
そのため、コンサルタントに必要な基本的な能力(論理的思考力、コミュニケーション能力)に加え、以下のような同社の求める人物像とマッチしているかが重要になります。
- 指示を待つのではなく、主体的に課題を発見し、解決に向けて行動できる
- チーム内外の関係者と協力関係を築き、目標達成に向けて推進できるリーダーシップを持つ
- 未知の領域や困難な課題に対して、前向きに取り組める
- クライアントの成功のために、最後まで諦めずに粘り強く取り組めるタフさがある
頻出の質問と回答のポイント
一次・二次面接では、提出した書類の内容にもとづき、これまでの経験やスキル、志望動機などが深掘りされます。以下は主な質問例です。
- なぜコンサルタントになりたいのですか?
- なぜアビームコンサルティングを志望するのですか?
- これまでの経験で、成果を上げたエピソードを教えてください。
- 困難な状況を乗り越えた経験はありますか?
- 入社後、どのようなキャリアを歩みたいですか?
これらの質問に対し、職務経歴書や志望動機書に記載した内容と一貫性のある回答をすることが重要です。特に、成功体験や失敗体験を語る際は、その経験から何を学び、次にどう活かしたのかまで具体的に説明することで、成長意欲や課題解決能力をアピールできます。
Web面接のコツ
アビームコンサルティングの選考は、最終面接まですべてオンラインで実施される可能性があります。対面の面接とは異なるWeb面接ならではのポイントを押さえ、万全の準備で臨みましょう。
- 安定した通信環境を用意する
- 静かで背景がすっきりした場所を選ぶ
- 目線がカメラの高さと合うように調整し、顔が明るく映るよう照明にも配慮する
- 対面よりもはっきりとした口調で話すことを意識する
- 相槌や頷きは少し大きめに表現する
- 自宅での受験であっても、対面の面接と同様にスーツを着用する
アビームコンサルティングの最終面接対策
アビームコンサルティングの最終面接で問われるポイントや準備方法などを解説します。
面接で評価されるポイント
最終面接では、これまでの面接内容の深掘りや、逆質問が中心となります。特に以下の3点が評価されるため、事前に回答を準備しておきましょう。
なぜ数あるファームの中からアビームコンサルティングでなければならないのか、入社への強い意志をあらためて問われます。「Real Partner」という理念への共感や、同社の強みに惹かれた理由を、自身の言葉で熱意をもって伝えましょう。
候補者の人柄や価値観が同社のカルチャーに合うかが評価されます。誠実さや謙虚さ、チームで成果を出す姿勢など、これまでの面接で示してきた人物像と一貫性のある振る舞いが求められます。
書類選考から最終面接まで、志望動機やキャリアプランに一貫性があるかどうかも確認されます。これまでの回答内容と矛盾がないよう、自身の考えを整理しておくことが大切です。
逆質問で聞くべき内容
最終面接では逆質問の時間が長く確保される傾向があります。入社意欲の高さを示す重要な機会なので、質の高い質問を複数用意して臨みましょう。公式サイトなどWebでは得られない情報や、面接官であるパートナー自身の考え・経験について尋ねるのが有効です。
【仕事の進め方・価値観に関する質問例】
- クライアントの課題解決の質を最大限に高めるために、〇〇様が特に意識されていることは何でしょうか?
- プロジェクトを成功に導く上で、特に初期段階で大切にされているプロセスや行動があればお聞かせください。
【キャリアや成長に関する質問例】
- 今後、コンサルタントに求められるスキルやスタンスは、どのように変化していくとお考えですか?
- 若手コンサルタントが成長する過程で直面しがちな壁と、それを乗り越えるためのアドバイスがあればお聞かせいただきたいです。
【組織や戦略に関する質問例】
- 貴社が特に注力されている事業領域について、その背景にある戦略やお考えをお伺いしたいです。
- 〇〇様がこれまでのご経験で、最もやりがいを感じたプロジェクトについてお聞かせいただけますか?
- 〇〇様が、アビームコンサルティングで長くご活躍される中で感じていらっしゃる、このファームならではの魅力や好きな点についてお伺いしたいです。
自身のキャリアプランや仕事に対する価値観を伝え、面接官との相互理解を深めることが、内定獲得の可能性を高めます。
アビームコンサルティングのケース面接対策
アビームコンサルティングのケース面接で問われるポイントや準備方法などを解説します。
ケース面接で評価されるスキル
ケース面接では、正しい回答を導き出すことよりも、結論に至るまでの思考プロセスが評価される傾向があります。具体的な評価ポイントは以下の通りです。
- 論理的思考力:複雑な問題を構造的に分解し、仮説を立て、解決策を構築する能力
- コミュニケーション能力:自身の考えを分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力や、面接官との対話を通じて議論を発展させる能力
- 発想力:既存の枠組みにとらわれず、多角的な視点からユニークなアイデアを生み出す能力
出題傾向
アビームコンサルティングのケース面接は、外資系戦略コンサルティングファームなどで出題されるような、極端に難解な問題は少ないとされています。ただし、コンサルタントとしての基本的な問題解決能力や思考力を評価する場であることに変わりはないため、十分な対策が必要です。
口コミサイトの情報によると、過去には以下のようなテーマが出題された例があります。
- ある企業の在庫問題について、原因を分析し、対策を提案せよ
- 牛丼チェーン店の売上向上施策を考えよ
- アパレルチェーン店の売上を向上させるための施策を提案せよ
- スポーツジムの売上を上げるための施策を考えよ
- 災害対策を効率的に進めるためにはどうすればよいか
特定の業界知識を問うものよりも、身近なテーマを題材に、論理的思考力や課題解決へのアプローチを評価する問題が多い傾向にあるようです。
対策のポイント
ケース面接を突破するために、以下の3つのポイントを意識して対策をしておきましょう。
日常のニュースや身の回りの事象に対して、「なぜそうなっているのか?」「自分ならどうするか?」と考える癖をつけることが、論理的思考力を養う上で有効です。
3C分析やSWOT分析といった基本的なフレームワークは、思考を整理し、網羅的に論点を洗い出す上で役立ちます。ただし、フレームワークに頼りすぎるのではなく、あくまで思考のツールとして使いこなすことが大切です。
ケース面接の対策本を読むだけでは、実践的なスキルは身につきにくいため、実際に声に出して説明する練習が重要です。転職エージェントなどの模擬面接を活用し、第三者からの客観的なフィードバックをもらうことで、自身の弱点を把握できます。
関連記事:コンサル転職の鬼門「ケース面接」とは?評価のポイントや攻略法を紹介
転職エージェントを味方につけてアビームコンサルティングの内定獲得を目指そう
アビームコンサルティングのような人気ファームの内定を獲得するためには、戦略的な準備が必要です。しかし、選考対策においては専門的な知識が求められる場面も多く、独力での情報収集や面接準備には限界があります。そこで活用したいのが、コンサルティングファームへの転職支援実績が豊富な転職エージェントです。
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