2010年に創業したライズ・コンサルティング・グループは、「Produce Next」を ミッションに掲げ「戦略の実行」と「成果の上昇」に徹底的にこだわり、クライアント企業の成長を支援する独立系コンサルティングファームです。、AI・IoT・ロボティクスなど先端テクノロジーを活用した変革支援を強みとして、急速に事業を拡大しています。
本記事では、同社の強みや評判、年収水準、キャリアパス、そして転職成功のポイントまで網羅的に解説します。
ライズ・コンサルティング・グループとは?
ライズ・コンサルティング・グループは、クライアント企業の成長戦略の実行と成果創出に徹底的にこだわる独立系コンサルティングファームです。先端テクノロジーを活用した変革支援を強みとし、設立以来、高い成長率を維持しています。
なお、同社のビジネスモデルが日系大手コンサルティングファーム「ベイカレント」と類似していることから、「ベイカレクローン」と呼ばれることもあります。
ベイカレクローンについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご確認ください。
関連記事:ベイカレクローンとは?ランキング・転職のポイントを徹底解説
基本情報
| 設立年 |
2010年 |
| 所在地 |
〒106-6034
東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー34階 |
| 代表者 |
代表取締役社長 COO 松岡 竜大 |
| 資本金 |
約1億7,660万円 |
| 売上高 |
約76億7,900万円(2025年2月末時点) |
| 従業員数 |
372名(2025年8月末時点) |
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|会社概要
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|経営成績
ライズ・コンサルティング・グループは「Produce Next(しあわせな未来を、共に拓く。)」というミッションを企業理念として掲げ、戦略立案から実行支援、そして具体的な成果が出るまで、クライアントと一体となってプロジェクトを推進するスタイルを特徴としています。
同社の業績は右肩上がりで推移しており、2023年9月には東証グロース市場に上場しました。
| 決算期 |
売上高 |
| 2022年2月期 |
34.3億円 |
| 2023年2月期 |
47.6億円 |
| 2024年2月期 |
61.6億円 |
| 2025年2月期 |
76.8億円 |
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|経営成績
DX推進やAI活用といった企業の変革ニーズの高まりなどを背景に、年平均約30〜40%といった高い成長率を維持しています。
事業領域
| 事業領域 |
主なサービス内容 |
| 経営戦略 |
経営戦略策定、新規事業開発、GX推進、M&A戦略、ファイナンス戦略 |
| 業務改善・組織開発 |
業務改革・BPR、PMO支援、タレントマネジメント、SCM最適化 |
| デジタル・テクノロジー |
IT戦略策定、システム導入・インテグレーション、データアナリティクス、AI導入、エマージングテック活用 |
| マーケティング・CX |
マーケティング戦略、顧客体験設計、CRM導入支援、デジタルマーケティング |
特に、AI、IoT、ブロックチェーンといった先端テクノロジーを活用したDX支援や、新規事業創出のプロジェクトに関して豊富な実績があります。
主なプロジェクト事例
ライズ・コンサルティング・グループが手掛けた具体的なプロジェクト事例を紹介します。
大手電子部品メーカー向け「新規事業伴走支援」
長年の研究で蓄積した技術力を活用したシーズ起点の新規事業創出に課題を抱える大手電子部品メーカーに対し、ヘルスケア領域の新規事業テーマの事業化検討を支援しました。
ビジネスモデルの検討からPoC(概念実証)の立案まで担当し、抽象的だった複数のテーマを具体化。クライアント企業が自力で事業化検討を進められるよう、事業化プロセスの設計も実施しています。
出典:RISE CONSULTING GROUP(note)|【プロジェクト紹介161】大手電子部品メーカー向け「新規事業伴走支援」
大手部品メーカー向け「CRM導入支援」
データドリブン経営への転換を目指す大手部品メーカーに対し、グループ企業全体でのCRM導入を支援。顧客情報をサプライチェーンの上流プロセスへ還元し、生産計画の高度化や新製品開発体制の強化を実現することを目指しました。
多くのステークホルダーが参画する複雑なプロジェクトでしたが、ボードメンバーへの直接ヒアリングや現場との頻繁な認識合わせにより、短期間でシステム要件定義まで完了させています。
出典:RISE CONSULTING GROUP(note)|【プロジェクト紹介162】大手部品メーカー向け「CRM導入支援」
大手メディア企業向け「基幹システム最適化支援」
コンテンツプラットフォーマーとして事業を展開する大手メディア企業に対し、競合優位性を発揮するための基幹システム群の最適化を支援しました。
バックオフィス業務の効率化を目的に、目指すべき業務像(ToBe)の策定から担当し、基幹システム群全体のアーキテクチャを俯瞰した上で最適なシステム構成を提案。最適化した業務プロセスを永続させる仕組み作りの継続的な支援も予定しています。
出典:RISE CONSULTING GROUP(note)|プロジェクト紹介Vol160:大手メディア企業に向けた「基幹システム最適化支援」
大手卸売企業向け「CDP・MA領域における事業戦略検討支援」
CDP・MA領域のソリューション事業を展開する大手卸売企業に対し、激動する市場環境での成長戦略立案を支援しました。
PEST分析による事業環境分析と、競合企業の事業特性調査を実施し、市場全体のポジショニングマップを作成。1カ月間の短期プロジェクトでしたが、クライアントとのディスカッションを重ねることで、競合戦略の予測からクライアントへの戦略示唆まで行いました。
出典:RISE CONSULTING GROUP(note)|プロジェクト紹介 Vol.158:大手卸売企業様に向けた「CDP・MA領域における事業戦略検討支援(事業環境・競合分析)」
ライズ・コンサルティング・グループの強み
ライズ・コンサルティング・グループの競争力の源泉である、独自の支援スタイルと組織体制について解説します。
独自の支援スタイル
ライズ・コンサルティング・グループでは、以下に挙げる4つのアプローチでクライアントへの提供価値を最大化しています。
Hands-on Style
「評論家」ではなく「実務家」として、クライアントの組織に深く入り込み、現場のメンバーと一体となって汗をかくことを重視します。戦略を「描くだけ」で終わらせず、実行可能なレベルまで落とし込み、成果が出るまで伴走します。
Scopeless
コンサルティングファームでは、契約時の業務範囲(スコープ)を厳密に定められるケースが一般的です。しかし同社では、クライアントの「Produce Next」を実現するためであれば、当初のスコープに捉われず、真の課題解決に必要な支援を柔軟に提供します。
More than Reports
同社の最終納品物は分厚い報告書(Reports)ではなく、クライアントのビジネスにおける具体的な「成果」そのものです。報告書はあくまで中間成果物ととらえ、その先の実行と成果創出にコミットします。
Professionals
質の高いコンサルタントを厳選して採用しており、常にクライアントの期待を超え続ける「本物のプロフェッショナル集団」であることを目指しています。
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|独自の手法
ワンプール×プラクティスのユニークな組織
ライズ・コンサルティング・グループは、柔軟性と専門性を両立させる独自の組織体制を採用しています。
ワンプール制
全コンサルタントが一つの大きな人材プールに所属し、プロジェクトの内容や求められるスキルに応じて、最適なメンバーがアサインされます。特定の部門や事業部に固定されないため、業界やテーマを横断して多様なプロジェクトに参画でき、幅広い経験を積むことが可能です。ファーム全体としても、人材の稼働率を最適化し、効率的なプロジェクト運営を実現しています。
プラクティス組織
コンサルタントは、ワンプールに所属しながらも、いずれかのプラクティスに所属し、専門領域に対する知見を深めることが可能です。プラクティスは各領域での営業力強化や社外への知見提供による「対外プレゼンス強化」の軸としての役割が期待されています。
出典:RISE CONSULTING GROUP(note)|「ワンプール制」×「プラクティス制」で広がるキャリアの可能性-株式会社ライズ・コンサルティング・グループインタビュー
「やばい」は本当?ライズ・コンサルティング・グループの評判
OpenWorkなどの口コミサイトの情報をもとに、社風・働き方の実態を解説します。
ポジティブな評判
経営層との距離の近さ
ファーム内の風通しがよく「若手でも上司に対して意見を言いやすい」といった意見がありました。トップダウンで指示を待つのではなく、自ら発信して会社の環境を自分たちで変えていきたいという志向をもつ人材に適した環境といえます。
社員同士の関係性が良好
外資系ファームにしばしば見られる「Up or Out」のような過度な競争文化はなく「ウェットすぎずドライすぎない、適度な距離感」が保たれており、チームとして成果を出すことに集中できる環境が整っています。
ワークライフバランスを取りやすい環境
プロジェクトによっても異なりますが、残業時間は少なめで、休暇もとりやすいという声が多くありました。同社の公式サイトによると月間平均残業時間は26時間、年次有給休暇平均取得率は75%です。
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|数字で見るライズ
ネガティブな評判
成長に伴う人材の質のばらつき
ライズ・コンサルティング・グループは設立以来、事業を急速に成長させており、その拡大を支えるために中途採用を積極的に行ってきました。大量採用によって「入社してくる人材のスキルや経験にばらつきが出ているのではないか」という意見もあります。
自己主張が求められる環境
フラットな環境である分、自ら手を挙げて意見を発信し、能動的に動かなければ、成長の機会を得にくいかもしれません。確立されたレールの上で受動的に業務をこなしたい人よりも、主体的にキャリアを築きたい人向けの環境と言えるでしょう。
ライズ・コンサルティング・グループの年収・福利厚生
ライズ・コンサルティング・グループの待遇について、具体的なデータを交えながら解説します。
平均年収は約1,183万円(2025年2月時点)
2025年2月期の有価証券報告書によると、ライズ・コンサルティング・グループの平均年収は約1,183万円です。
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|有価証券報告書-第5期(2024/03/01-2025/02/28)
平均年齢は33.5歳と比較的若く、若手〜中堅層であっても実力次第で高年収が実現可能であることがわかります。同社の中途採用募集要項においても、年収レンジは450万円 〜 5,000万円と幅広く設定されています。
充実した福利厚生
ライズ・コンサルティング・グループは、社員が安心して働けるよう多様な福利厚生を用意しています。
- 通勤手当(上限月3万円)
- 出張日当
- 企業型確定拠出年金制度・マッチング拠出制度
- 従業員持株会(奨励金あり)
- 資格取得報奨金
- 社員紹介報奨金
- 結婚祝い金
- 法定外健康診断(金額上限あり) など
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|キャリア採用
ライズ・コンサルティング・グループのキャリアパス
ライズ・コンサルティング・グループでは、以下の通りキャリアパスが明確に定義されています。
| 役職名 |
役割 |
| アナリスト |
プロジェクトのメンバーとして、データ収集・分析、資料作成などに取り組む |
| コンサルタント |
プロジェクトの中核メンバーとして、クライアント企業との折衝や課題解決を主導する |
| シニアコンサルタント |
プロジェクト全体の実行・推進において、中核的な役割を担う |
| マネージャー |
プロジェクト全体の設計や、クライアントへの最適なソリューション提供を主導する |
| シニアマネージャー |
プロジェクトの責任者として、クライアントの課題を把握し、提案をする |
| パートナー/アソシエイトパートナー |
プロジェクトの最終責任者として、クライアントに長期的な戦略の提案をする |
同社の評価制度は、透明性の高さが特徴です。役職ごとに設定された、年度を通してのデリバリー(プロジェクト遂行)や営業に関する目標数字の達成度によって評価が決まります。
評価は5段階評価となっており、各評価にもとづいた昇給率も明示されています。定量評価に加え、採用活動や社内施策への貢献といった、組織貢献度による加点評価をされる場合もあります。
昇進のスピードも早く、各役職は最短1年でステップアップが可能です。実際に新卒で入社し、4年目でマネージャーに昇進した事例もあり、実力と成果次第でスピーディなキャリアアップが実現できる環境と言えるでしょう。
ライズ・コンサルティング・グループに転職するには?
ライズ・コンサルティング・グループへの中途転職を成功させるために押さえておきたいポイントを解説します。
中途採用の転職難易度
ライズ・コンサルティング・グループは、転職市場での人気が高く、内定獲得の難易度は高いと言えます。
しかし、同社は2025年8月末時点の約3倍となる1,000名体制の実現を中期的な目標として掲げており、中途採用には非常に積極的です。実際に、キャリア採用比率は86.3%に達しており、中途入社者が組織成長の核を担っていることがわかります。
特筆すべきは、コンサルティング未経験者層も積極的に採用する方針をとっている点です。コンサルティングスキルが不足している場合でも、ITの専門知識や特定の業界知識といった「社内教育では短期間の取得が困難な知見」があれば、即戦力として採用されるケースもあるでしょう。
関連記事:コンサルタントに転職するには?未経験者に必要なスキル・経験と選考対策
2025年11月時点の募集ポジション例
2025年11月時点で募集されているポジションの一例です。
| ポジション名 |
応募要件 |
| ビジネスコンサルタント(未経験者向け) |
・大学卒以上
・社会人経験1年以上 |
| ビジネスコンサルタント(経験者採用) |
・大学卒以上
・社会人経験3年以上
・以下いずれかの経験がある人
コンサルティング経験
IT関連企業でのシステム開発経験
事業会社での企画・営業・マーケティング経験 |
| ビジネスコンサルタント(DX領域) |
コンサルティングファームや事業会社で、以下いずれかの領域で3年以上の経験がある人
・全社DX
・組織・オペレーション改革
・デジタル・IT戦略企画
・システム化構想策定 |
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|【未経験・ポテンシャル層向け】ビジネスコンサルタント
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|ビジネスコンサルタント
出典:株式会社ライズ・コンサルティング・グループ|ビジネスコンサルタント<DX領域>
コンサルティング業界での実務経験がない場合でも、事業会社でIT関連のプロジェクトに関わった経験があれば、幅広い職種に応募するチャンスがあります。
中途採用の選考フローと面接回数
ライズ・コンサルティング・グループの中途採用における標準的な選考フローは、以下の通りです。
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接
- オファー面談
一次面接の前に、カジュアル面談やWebテストを実施する場合もあります。
また、ケース面接が実施されるケースも少なくありません。ケース面接では、思考の柔軟性やプレゼンテーションスキルなどがチェックされます。
出典:RISE CONSULTING GROUP(note)|ライズの中途採用プロセスをご紹介~候補者との相互理解を深める場~
ライズ・コンサルティング・グループの内定獲得を目指すなら転職エージェントを活用
ライズ・コンサルティング・グループのような成長著しいファームには多くの候補者が集まるため、内定獲得には戦略的な準備が必要です。
しかし、他の候補者と差別化するには専門的な知識が必要で、特にファームのカルチャーや選考の傾向といった内部情報は独力で入手するのが難しいこともあります。準備が不足したまま選考に臨めば、ご自身のポテンシャルを十分に発揮できないまま終わってしまうかもしれません。そこで活用したいのが、コンサル業界の動向に精通した転職エージェントです。
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