Dirbato(ディルバート)はやばい?評判や年収の実態を解説

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2025.08.25

    企業解説

急成長を遂げるITコンサルティング企業、株式会社Dirbato(ディルバート、以下「Dirbato」)。インターネット上のOpenwork等クチコミサイトでは「やばい」といったクチコミ情報(以下、クチコミ)も見られますが、その実態はどうなのでしょうか?
本記事では、同社の評判、働き方、年収、キャリアパスなどを解説します。同社への転職を検討している方は参考にしてください。

Dirbatoの概要

Dirbatoは、2018年10月設立のテクノロジーコンサルティング企業であり、AIやビッグデータなどの先端領域から、基幹システム開発まで幅広く支援しています。単なるIT導入にとどまらず、クライアントと並走する「伴走型」のサービス提供を重視しています。

同社のミッションは「テクノロジーで世界に喜びを」であり、日本発の変革を世界に広げ、IT産業の再興を目指す姿勢が特徴です。

会社名 株式会社Dirbato(ディルバート)
英語名 Dirbato Co., Ltd
設立年月 2018年10月1日
資本金 1億円
代表取締役社長 金山 泰英
売上高 430億円(2025年3月時点)
従業員数 1,445名(2025年3月時点)
所在地 東京都港区赤坂九丁目7番1号ミッドタウン・タワー32階
グループ会社・提携企業 ・株式会社Adlib Tech Ventures
・AMBL株式会社
・株式会社フォスターネット
・H.R.I 株式会社

出典:株式会社Dirbato|会社概要

会社の沿革・売上の推移

Dirbatoは2018年の創業以来、急成長を遂げており、7期目となる2025年3月期には、売上高430億円、従業員数1,445名を突破しました。これはコンサルティング業界でも最速クラスと評されており、年平均20%超の成長率とされています。

この急成長の背景には、外部環境を的確に捉えた独自の経営戦略があります。具体的には、国内の旺盛なDX需要を的確にとらえ、多様な業界出身者で構成される経営陣が資金調達やM&A、人材戦略を三位一体で推進しています。

さらに、東京ミッドタウンにオフィスを構える本社を中心に、グループ会社とのシナジーを最大化することで、短期間で市場に確固たる地位を築き上げています。

Dirbatoの主な事業内容

Dirbatoの事業の柱は、ITコンサルティング事業とインキュベーション事業の2つです。主力のITコンサルティングでは、IT・デジタル戦略の立案からシステム構想、クラウド・AIの導入、ガバナンス設計、セキュリティ対策など、上流から運用フェーズまで一貫して支援を行っています。

クライアントの経営課題と向き合いながら、業務変革と競争力強化を実現する継続的な価値創出を目指しています。また、新規事業開発を担うインキュベーション領域では、グループ各社との連携を通じて多面的な事業投資を推進しています。

主なプロジェクト事例や実績

Dirbatoは、金融、通信、小売、官公庁、製造など多様な業界で実績を重ねています。例えば、大手製造業ではAIを活用した需要予測システムにより、予測精度を約25%向上させました。小売業ではクラウドへの基幹システム刷新によって業務処理速度を40%改善しました。その他にも、金融機関ではゼロトラスト・セキュリティを構築し、不正アクセスリスクを30%低減するなど、先端技術を用いた成果が多く報告されています。

また、200以上のシステムを対象としたAWS基盤への移行や、5Gインフラ構築、グローバルサプライチェーン整備といった大規模プロジェクトも推進しています。AI、IoT、RPAなど先端技術の実用化を通じて、顧客のDXを成果に結びつける点が強みです。

出典:株式会社Dirbato「プロジェクト事例」

グループ会社

DirbatoはITコンサルティングにとどまらず、事業創出や投資活動にも積極的です。以下が各グループ会社の主な事業内容です。

  • 株式会社Adlib Tech Ventures:将来性のあるIT企業への出資を通じて、起業家との共創を推進
  • 株式会社フォスターネット:ITフリーランスと企業のマッチングを支援
  • H.R.I株式会社:未経験者向けのキャリア支援やプログラミング教育を展開
  • AMBL株式会社:UXデザインやクラウドネイティブ開発

これらグループ会社との連携により、Dirbatoは多角的ソリューション体制を構築しています。

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「Dirbato やばい」というクチコミは本当?

急成長を遂げるDirbatoですが、一部ネット上で「やばい」といったネガティブなクチコミが見受けられますが、実際にはどうなのか解説していきます。

  • 長時間労働・残業が多い?
  • IT領域出身者への評価が優先される?
  • 離職率が高く、勤続年数が短い?
  • 福利厚生が手薄?

長時間労働・残業が多い?

業界として長時間労働や残業が多く発生すると思われがちですが、同社の平均残業時間は月20〜30時間程度で、業界の中でも短いとされています。ただし、プロジェクトの繁忙期には長時間労働になる場合もあるようです。

しかし、働き方改革や業務効率化の取り組みが進んでいるのが実際のようです。

IT領域出身者への評価が優先される?

専門性の高いIT案件が多いDirbatoでは、エンジニアリングスキルが重視されます。AIやクラウドを活用した提案から、システム構築、データ分析基盤の整備まで幅広く担当するため、クラウドやプログラミングなどの理解や経験が求められます。

なお、ITPM(ITプロジェクトマネジメント)やアーキテクチャ設計に関するスキルも高く評価され、SE出身者などには親和性の高い環境とされています。一方、非IT領域出身で戦略コンサルティングを志向する場合は、スキルセットのギャップに注意が必要です。

離職率が高く、勤続年数が短い?

離職率が高く、勤続年数が短いといったクチコミが見られますが、実際には離職率は10%未満とされており、業界の中でも低い水準であるようです。

福利厚生が手薄?

福利厚生は大手コンサルティングファームとして一般的な内容となっており、以下のような制度が整備されています。

【福利厚生】

  • 企業型確定拠出年金(※)
  • 付加給付金制度
  • 健康診断/歯科検診
  • スポーツジム/ゴルフ場/キャンプ場優待制度
  • 保養施設/レストラン優待制度
  • 旅行割引補助制度
  • ディズニー/USJ施設優待制度
  • 各種融資制度/プログラム

※企業型確定拠出年金制度のため、退職時の一時退職金での支給はなく、基本的かつ中立な確定拠出年金制度への積立に利用することを条件として、前払退職金(ライフサポート手当)が設定されています。

Dirbatoの年収と報酬体系

役職別の年収レンジ

Dribatoの年収情報は公式には公開されていませんが、役職や職種、経験年数、スキルセットなどによって大きく変動する傾向があります。特に、ITプロジェクトマネージャーやクラウド技術に精通した人材には、高水準のオファーが提示されるケースが多いようです。

なお、同社では成果を出せば、1年程度で昇格・昇給できる可能性があります。

クチコミでは「若手でも成長しながら圧倒的に稼ぎたい人におすすめ」「大手ファームにも引けを取らない報酬体系」といった声も見られ、業界平均と比べて比較的高い報酬体系であることがうかがえます。役職別の年収目安は以下の通りです。

役職 年収(目安)
コンサルタント 500万円〜850万円
シニアコンサルタント 750万円〜1,200万円
マネージャー・アーキテクト 1,000万円〜1,600万円
マネージャー・シニアアーキテクト 1,500万円〜2,700万円
パートナー 2,000万円以上

Dirbatoの働き方

Dirbatoは、社員の働きやすさにも配慮した仕組みを整備しています。テレワークの導入やダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進、人事部門による労働時間の管理などを通じて、効率的かつ持続可能な働き方を目指しています。

社員の負荷を適切にコントロールするため、同社では専属のセールスチームが各自の稼働状況を考慮しながら案件を受注する体制が構築されています。これにより残業時間の抑制が図られ、働きすぎによるバーンアウトの防止にもつながっています。
休日/休暇は以下のように定められています。

【休日/休暇】

  • 所定休日:土曜日、祝日、その他会社が定めた日
  • 法定休日:日曜日
  • 休暇制度:夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、特別休暇、代休、産前・産後休暇、育児休業、介護休業
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Dirbatoで実現できるキャリアパスと人材育成環境

Dirbatoでは、ITコンサルタントやエンジニアとしての市場価値向上を支援するキャリアパスが整備されています。コンサルタント職だけでなく、技術に特化したアーキテクト職も用意されているため、マネジメント志向と専門職志向の双方に対応した成長ルートが実現可能です。

こうしたキャリア支援の前提として、同社は人材育成に注力しています。実践的かつ高品質な教育、研修制度を構築している点も特徴です。

充実した教育・研修制度

実践力を養う多層的な教育、研修制度を整備しています。入社時研修や役職別研修、業界別研修に加え、70本以上の高品質なe-learningコンテンツが用意されています。クラウド(AWS/GCP/Azure)やAI/SAPなどの社外研修参加費用補助もあり、先端技術の習得を支援しています。

新規事業立案制度をはじめ、挑戦の機会も豊富です。また、未経験の業界でも最新情報をキャッチアップしやすい社内ナレッジの共有体制が魅力です。専門の組織開発チームが社員一人ひとりのスキルを把握し、個別の相談や成長支援を行う仕組みも整っています。

【研修制度等】

  • 入社時研修
  • 職種別研修
  • 業界研究
  • セキュリティ・コンプライアンス研修
  • パブリッククラウド研修
  • Technology Working Group
  • キャリアカウンセリング制度
  • 資格取得補助制度

Dirbatoへの転職難易度

Dirbatoへの転職は、業界未経験者にとってはやや難易度が高めとされています。実際に求められる人物像やスキルを解説します。

求められる人物像

Dirbatoでは、業務遂行能力のみならず、人物面および企業文化との適合性を重視しています。企業理念に掲げられている「Curiosity & Pressure」「Nothing but Unique」などの価値観に共感し、自ら主体的に課題へ取り組む姿勢を持つ人材が評価される傾向にあります。

また、チーム単位で成果を生み出す体制が確立されていることから、高い協調性と円滑なコミュニケーション能力も必要とされます。加えて、状況に応じて適切な意思疎通が図れる柔軟性や、社内外との関係構築力もプラス要素となり得ます。

成長意欲と組織貢献の両立ができる人材が、同社の急成長を支える中核として期待されています。

求められるスキル

中途採用においてDirbatoが重視するのは、即戦力としての専門性と実務経験です。特に、システムエンジニアやプロダクトマネージャーとしての経験を持ち、IT領域に関する知見を備えている人材が評価されます。

コンサルティング経験は必須ではありませんが、要件定義から実務、テストまでの開発工程を理解していることが求められます。

加えて、使用してきた開発言語や技術への習熟度も重要な判断材料となります。プロジェクトの全体の構造を把握し、予算管理やスクラッチ開発、ゼロベースでの要件定義に携わった経験がある場合は、選考上の強みとなります。

Dirbatoの中途採用における選考プロセス

Dirbatoの中途採用プロセスは一般的に、書類選考から一次面接、最終面接、オファー面談を経て内定承諾に至るという流れです。

一次面接では、職務経歴やスキルセットに関する具体的な質問が中心となり、ITに関する知見に加えてカルチャーフィットも重視されます。

最終面談後には、正式な内定通知の前にオファー面談の機会が設けられ、給与体系や評価制度、アサイン案件などについて詳細に確認できます。

入社後のミスマッチを防ぐため、丁寧かつ双方向の選考姿勢が特徴です。

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Dirbatoへの転職で後悔しないために

Dirbatoへの転職で後悔しないためには、以下の点を意識することが重要です。

  • 徹底的な情報収集と自己分析
  • 入社後の活躍に向けた準備
  • 企業文化への適応

それぞれ詳しく見ていきましょう。

徹底的な情報収集と自己分析

転職を成功させるためには、Dirbatoの実態を多角的に把握し、自身との適合性を客観的に見極めることが不可欠です。

公式サイトや社員インタビュー、クチコミサイトなどを活用し、事業内容や具体的なプロジェクト事例、社風、評価制度(成果主義や昇進スピード)について事前に調べておきましょう。

また、アサイン方針やマネジメント体制、働き方に関する実態を確認しておくことが重要です。そのうえで、自身のキャリアビジョンや価値観、働き方の希望と照らし合わせ、どの程度フィットするかを冷静に分析する必要があります。

入社後の活躍に向けた準備

Dirbatoで早期に活躍するためには、DX戦略や強みを持つ技術領域(クラウド、セキュリティ、ITガバナンスなど)を理解し、金融、製造、小売、通信など多様なクライアント業界ごとの支援内容や専門性を把握することが重要です。そのうえで、自身の経や得意分野が、どの領域で価値を発揮できるのかを考えておく必要があります。

また、選考過程で案件傾向やプロジェクト配属の仕組みを質問し、自身の志向との適合性を積極的に見極めましょう。成果主義が強く求められる環境であるため、高い裁量と引き換えに求められる責任や評価の厳しさにも向き合い、自身の働き方と照らして適応可能かを慎重に判断する姿勢が求められます。

企業文化への適応

Dirbatoでは、「Unit Plan」と呼ばれる、プロジェクトの垣根を超えたコミュニケーションを活性化させる社内制度があります。異なるプロジェクトのマネージャーとメンバーでチームを組み、1on1やキャリア相談を行っています。このような制度や社内イベントを通じて、部門を超えたネットワーク構築が可能です。

また、社内勉強会やプロジェクト共有会、最新技術の自主検証などを通じて、常に学び続ける姿勢が求められます。若手や中途入社にも大きな裁量が与えられ、「経営者の一人」としての意識や、自らの提案を形にする実行力が重視される環境です。

プロジェクト途中からの参画も想定されるため、スピーディなキャッチアップと優先順位付けを意識し、早期に成果を出す姿勢が求められます。

Dirbatoへの転職は転職エージェントに相談すべき理由

Dirbatoへの転職を本格的に検討するにあたっては、転職エージェントの活用が非常に有効です。ITコンサルティングという専門性の高い領域では、事前の情報収集や選考対策の質が内定の可否を左右します。

公式サイトやクチコミサイトでは把握しきれない最新の選考動向や社内事情、キャリアプランに即したポジションの提案など、転職エージェントならではの支援を受けることで、転職成功の角度を高めることができます。情報を得るだけでなく、自分に本当に合った働き方を実現するための手段として、まずは相談してみることをおすすめします。

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当社代表取締役野尻 剛二郎

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野尻 剛二郎

慶應義塾大学卒/元モルガン・スタンレー

株式会社ビズリーチ 主催
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